歯科衛生士科 3年生 小学校集団口腔衛生指導実習(臨地実習)
歯科衛生士科 3年生 小学校集団口腔衛生指導実習(臨地実習)
こんにちは。歯科衛生士科の3年生は、6月に地域の小学校へ行き「臨地実習(小学校集団口腔衛生指導実習)」を実施しました。
この実習は小学校2年生を対象とした集団口腔衛生指導であり目的は、児童一人ひとりに「むし歯の予防や治療の大切さ」を理解してもらうこと。そして、自分の口の中の状態に関心を持ち、自ら進んで「お口をきれいに保つ習慣」を身に付けてもらうことです。
学級単位という限られた時間の中で、児童に楽しく正しい知識を伝えられるよう学生たちが工夫しました。
まずは、児童の興味を引きつけるための「衛生講話」から始まり、 学生たちは手作りの可愛いペープサートやイラストを用意し、「むし歯になりやすい食べもの・なりにくい食べもの」についてクイズ形式で紹介しました。 「チョコレートは?」「おせんべいは?」という問いかけに、児童は元気いっぱいに手を挙げ、「なりやすい!」「なりにくい!」と反応してくれました。おやつを食べる時間や組み合わせの大切さを、楽しく学ぶことができました。
次に、口の中に赤い薬を塗る「染め出し」の体験です。歯を赤く染めることに抵抗している児童もいましたが、 鏡をのぞき込んだ児童からは、「うわあ、赤くなった!」「ここが赤~い!」と驚きの声も聞こえました。 学生たちは児童の目線に合わせて優しくかがみ込み、「奥歯の溝や、歯と歯の間が赤くなっているね。ここが汚れの残りやすい場所だよ」と伝えていました。
汚れの場所がわかったら、いよいよ歯みがきの実践です。 まずは歯ブラシの持ち方から練習。2年生の手でもしっかり握れるよう、「こんにちはの持ち方」「さようならの持ち方」など、親しみやすい言葉に変えて指導しました。 その後は、赤く染まった部分をブラッシングしました。模型を使い、「優しく、小さく動かします」と丁寧に磨き方のコツを伝えました。
最初は緊張していた3年生でしたが、児童たちの素直な反応や笑顔に触れるうちに、自然と優しく頼もしい「先生」の表情へと変わっていたように感じました。
学生からは「小学校低学年への言葉選びが難しかったですが、一生懸命に歯を磨いて喜んでくれた姿を見てやりがいを感じました」 「集団指導の大変さが分かりました」などの声がありました。
今回の実習を通して、児童が自分のお口に関心を持ち、毎日の口腔ケアを前向きに実践する「望ましい習慣」についてサポートすることができたかと思います。
ご協力いただいた小学校の先生方、そして元気いっぱいに参加してくれた児童のみなさん、本当にありがとうございました。